【たまゆら語り】2010年9月30日 OVA『たまゆら』上映イベント ~それは、素敵な不思議~
2010年9月30日
東銀座の東劇にて、OVA『たまゆら』上映イベント ~それは、素敵な不思議~が開催されました。ツイッターの発信履歴などを振り返ってみると、僕にとっては、初めてのアニメ『たまゆら』イベント参加でした。
【「たまゆら」上映イベント 〜それは、素敵な不思議〜 】
■日時:9月30日(木)
■時間:21:00~22:15
■場所:東劇
■内容:第1話・第2話の上映+トークショー
■出演:佐藤順一監督・葉月絵理乃・儀武ゆう子
この日は雨が降っていました。"アニメ『たまゆら』イベントと言えば雨"とネタになっていくのは、まだ先のお話…。
会場内にて、ポップコーンMサイズを購入で、「たまゆら特製コースター」をプレゼントというキャンペーンもありました。売店には、ポップコーンを求めて、行列ができていました。
この時、あまりに行列ができてポップコーンの補充が間に合わなくなったので、急遽、ドリンクのLサイズでも、特製コースタープレゼントの対象になるという出来事もありました。
会場内には、『たまゆら』SDキャラのスタンディもお目見えしていました。
上映イベントの内容については、当時のレポートツイートで振り返ってみます。
東劇『たまゆら』上映会から帰宅中なう。『たまゆら』1・2話の大スクリーンでの上映と、佐藤順一監督、葉月さん、儀武さんのトーク、そして、BD&DVDに収録される2話のキャラクターコメンタリーを一部先行上映!盛り沢山の上映会でした! #tamayura
— みたち (@mitarashi165) 2010年9月30日
たまゆら上映会。チギブ(儀武)さんがフリーダム過ぎるw!初チギブさんだったのですが、あんなにテンションの高い方だったのですね。司会も手慣れたものでした。メインキャラの4人がそろったら、どんな化学反応が起こるのだろう。竹原イベントが楽しみだ。 #tamayura
— みたち (@mitarashi165) 2010年9月30日
このOVA『たまゆら』上映イベントが、僕にとって、儀武ゆう子さんを初めて生で見たイベントだったのです。当時の衝撃がツイートから垣間見えますね…!(笑)
たまゆら上映会。ぽってが憧れる写真家の役を演じている葉月さんは、結構、簡単に「たまゆら」の写った写真を撮ることができるらしい。さすが、ぽってが目標とする写真家さんの役ですね。俺はまったく、たまゆら撮れないです…。 #tamayura
— みたち (@mitarashi165) 2010年9月30日
たまゆら上映会。『たまゆら』のBGMは、「懐かしい感じ。あと、可愛い感じ」でと、佐藤順一監督がオーダー。瀬戸内海の穏やかな風景と、そこに住む人々のあたたかさをより体感させてくれる、優しい音楽たちです。危機的な状況のときも、優しい音楽が流れるらしいです…w #tamayura
— みたち (@mitarashi165) 2010年9月30日
たまゆら上映会ミニレポ。たまゆらBD&DVDには、最近流行りのキャラクターコメンタリーが収録されます。このコメンタリーは、物語を補間するような役割も果たしていて、舞台となっている場所や建物の説明もしてくれたりします。なんという親切設計! #tamayura
— みたち (@mitarashi165) 2010年9月30日
たまゆら上映会ミニレポ。たまゆらBD&DVDに収録されるキャラクターコメンタリーは、収録時間たったの30分!決して、佐藤順一監督が家でたまゆらキャラのモノマネをしながら、書き上げた脚本ではありません!キャラが自由に喋っているのを、一発録りなのですw! #tamayura
— みたち (@mitarashi165) 2010年9月30日
たまゆら上映会ミニレポ。儀武さんは、「ぜひとも皆さんに応援してもらって、テレビシリーズの実現を!」と呼びかけていらっしゃいました。僕も『たまゆら』がもっと盛り上がってくれるよう、応援していきますよ! #tamayura
— みたち (@mitarashi165) 2010年9月30日
おそらく、この時の儀武さんの「応援」という言葉がきっかけで、僕は、「この作品を応援するんだ、していくんだ」という気持ちが生まれたのかもしれません。
上映イベント終了後、SDキャラスタンディは出口でお見送りしておりました。
この上映イベントは、僕が儀武ゆう子さんというエンターテイナーを初めて間近で見て、楽しませていただいたイベントであり、アニメ『たまゆら』を応援しようという気持ちが形作られていくきっかけとなったイベントだったのだと思います。
【たまゆら語り】2010年9月8日 潮待ち島
2010年9月8日
OVA『たまゆら』メインビジュアルの場所や、竹原町並み保存地区、エデンの海パーキングエリア、的場海水浴場を巡った僕は、竹原駅に戻ってきました。
次の目的地は、OVA『たまゆら』公式サイトの企画、リレーフォト「たまゆらいふ」にて、儀武ゆう子さんが掲載していた写真の場所を目指すことにしました。リレーフォト「たまゆらいふ」は、OVA『たまゆら』のスタッフ&キャストの皆様が、普段の生活の中で撮ったお気に入りの写真を更新していく企画でした。儀武ゆう子さんはその企画で、大崎下島の歴史の見える丘公園で撮った写真を掲載していたのです。
この時点で、大崎下島がアニメ『たまゆら』に登場するという情報は出ていなかったのですが、具体的に地名が出ている場所はそこくらいでしたので、向かってみることにしたのでした。
竹原駅から呉線に乗り、広駅で降りて、瀬戸内産交バスで、大崎下島を目指しました。今思えば、竹原港からフェリーや高速船という経路もあったのですが、そこまで調べていなかったのだと思います。そうして、大崎下島の大長港あたりのバス停にて、下車したのでした。
地図も持たずに、当時はガラケーの地図機能も使いこなしていなかったので、またまた、とにかく歩き回るのでした。
しばらく歩くと、御手洗地区にたどり着きました。散策絵図を見ると、目的地である歴史の見える丘公園も描かれていました。どうやら、目的地には近づいているようだという安心感とともに、歩を進めるのでした。
後に、TVアニメ『たまゆら~hitotose~』で麻音ちゃんの実家の旅館のモデルにもなる「なごみ亭」さんの写真も、建物の雰囲気が気になったのか、写真を撮っていました。
『たまゆら』PVにあった景色ってここかなぁ。似ているけどちょっと違うか。 http://twitpic.com/2mckds
— みたち (@mitarashi165) 2010年9月8日
当時のツイートにある「たまゆらPVにあった景色」とは、おそらくは、OVA『たまゆら』OPテーマに登場していた、竹原市の的場海水浴場の堤防ことだったと思います。当時はガラケーでPVも気軽に再生できていなかったのか、自分の曖昧な記憶をあてにして、作品の舞台を探していたのでした。
続きを読む【たまゆら語り】2010年9月8日 OVA『たまゆら』の舞台を求めて
【たまゆら語り】2010年9月7日 初めて竹原を訪れる
2010年9月7日。
僕は青春18きっぷを利用して、JRの普通列車乗り放題の1人旅をしていました。その旅の目的地のひとつが、広島県竹原市でした。僕はアニメが好きで、せっかく旅をするのなら、アニメの舞台となった土地を巡ってみたいと考えていました。
その頃、気になっていたオリジナル・ビデオ・アニメーション『たまゆら』の舞台が、広島県竹原市でした。OVA『たまゆら』は、この頃、まだ第1話(15分ほど)がイベント上映されたくらいで、作品の情報量としてはまだこれから、という頃でした。
僕はその先行上映イベント*1には参加できておらず、作品の公式サイトなどで公開されていたPVを見ていたくらいでした。
今思えば、まだ本格的に作品が始まっていないタイミングで、まだ作品に対する思い入れもない中、自分が竹原を目指したことが不思議です。おそらくその頃の自分にとっては、旅をすること、アニメの舞台を巡ってみること、その経験自体を得たい気持ちがぼんやりとあっただけなのかもしれません*2。
三原駅から呉線に乗り、日が沈む頃、初めて竹原駅に降り立ちました。
竹原駅に着いたはいいものの、どこへ向かえばいいものか。
目的地としては、当時公開されていた『たまゆら』メインビジュアルの場所、『たまゆら』公式ページの写真コーナー「たまゆらいふ」にアップされていた場所、PVに登場していた場所くらいのものでした。
あたりも暗くなってきていたので、本格的に歩き回るのは翌日にしようと考えました。とりあえず、駅から町並み保存地区の方まで歩いてみることにしました。
初めて訪れた竹原は、雨上がりでした。しんとした町並み保存地区の石畳に、染み込むような街灯の筋が伸びていました。
しばらく夜の竹原を歩いた後、竹原駅へ戻りました。僕は宿を決めずに、行き当たりばったりで旅をしていたので、その夜の宿も決まっていませんでした。さすがに飛び込みで竹原の宿に泊まろうという考えもなく、竹原駅の駅員さんに、どこかカラオケボックスやネットカフェのようなものはないかと尋ねると、三原駅まで行かないと難しそうだと教えてくれました。